そのむかし ももからうまれた ももたろうは おじいさん おばあさんに そだてられて つよくたくましい しょうねんに なりました
おおきくなった ももたろうは むらびとをくるしめる 鬼をたいじするために 鬼ヶ島へ いくことにしました
鬼ヶ島では おおきくてこわい鬼たちが ももたろうを かえりうちに しようと まちかまえていました
ももたろうは 勇気を ふりしぼって 鬼たちとたたかって みごと鬼たちを やっつけました
「鬼たちよ もう にどと わるさを するんじゃないぞ」 そういって ももたろうは 鬼のぶきを とりあげて むらに もってかえりました
むらに もちかえった 鬼のぶきは ももたろうと むらびとで こわすことにしました
でも そのぶきのなかに どんなに 石でたたいても どんなに 火でやいても ぜったいに こわれない 鬼のちからをもった つよいぶきが ありました
こまりはてた ももたろうと むらびとは このぶきが わるいことに つかわれないように つよい にんじゃたちに まもってもらうことにしました
その にんじゃたちは ももたろうとの やくそくをまもって なんど 春がきても なんど 夏がきても なんど 秋がきても なんど 冬がきても 鬼のぶきを まもりつづけているそうな・・・